こんにちは!
【セルロースファイバーと自然素材の家】をつくる福井の住宅会社ナチュレホーム
インテリアコーディネーターの中嶌です。
今日はセルロースファイバーの自己消火性について書きます!
▼こちらがセルロースファイバー。自然素材の高性能断熱材です。
セルロースファイバーの原料は新聞紙です。紙=木の繊維でできています。
見た目は、いかにも燃えそうなのですが・・・!?
▼着火!!
て、手が!手がー!燃え・・・ま・・・せん(´∀`)
▼火を離すとすぐに火が消えました。
▼炭化して黒くなっていますが、燃え続けることができない性質(自己消火性)を持っています。
自己消火性の秘密は、セルロースファイバーに付与される「ホウ酸」にあります!
ホウ酸の溶解温度は2300℃という高温で、これは自然のものとしては炭素に次ぐ2番目です。
そのため、ホウ酸を混ぜると新聞紙が燃えにくくなります。
万が一のときも、表面がこげるだけで燃えうつらず、延焼を防ぎます。
最近の火災による死亡事故は、焼死する前に有害ガスの煙にまかれて
窒息死か中毒死する割合が増えているそうですが、
セルロースファイバーは炭化する時も有害なガスは発生しません。
ビルなどによく使われている石油系の断熱材(ウレタンなど)は、
燃えると有害ガスを発生するものも多いです(>_<)
施設での火災は、たとえボヤ程度でも・・・有毒なガスに注意してくださいね!
最近は火災自体とても少なくなりましたが、備えあれば憂いなし!ということで、
セルロースファイバー、やっぱりおすすめの断熱材です(^^)
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