こんにちは!暑い日が続きます。かと思うと急に天気が変わって、ドシャ降りになったりします。
こういうときに困るのが、外の仕上げ工事で、特にコンクリート土間の即時仕上げの場合、気を付けなければなりません。
まず、気温が極端に高い猛暑日などは、コンクリートを打設してから、表面が急激に乾燥しますので、乾燥収縮といって表面にヒビが入る可能性が高くなります。
これを避けるためにある程度固まってから、表面に水を撒いたり(強く撒いてはダメです。)、日陰をつくったりして、対策をとりますが、駐車場のように広い面積の場合は、画像のように、2mごとくらいにエラスタイトというゴム製の目地棒をコンクリートの表面に埋め込んで、収縮した時の割れようとする力が、ここで吸収できるような施工方法をとったりします。
仮にヒビ割れが発生してしまった場合、補修が困難な場合が多いので、対策は万全にしておきます。
また、当然の事ですが、天気予報だけでなく、ネットや実際の空模様を自分の目で確認して、激しい雨のないように打設の時間なども計画します。
このように、コンクリートはデリケートな面がありますし、強度と仕上がりが命です。
協力業者さんと連携して、判断を誤らないようにしていく事が大事な仕事です。
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