こんにちは。ナチュレホームの高原です。
最近は、若い大工さんのなり手が少なくなり、熟練した技術の継承が難しくなってきています。
だいぶ前からですが、建て方の木材の加工は、コンピューターで入力したデータによって、ほとんど機械がしているという時代になりました。
40坪くらいのお家の構造材の加工は、ものの数時間しかかからなくなり、スピード化が加速してきています。
例えば下の画像にあるような、筋交いの加工は、今はほとんど機械がしています。
したがって、現場で加工することも、ゴミが発生することもなく、工期も幾分早くなります。
1ミリ単位で正確なものが出荷されてきますので、材料自体の狂いがなければ、仕口もピッタリくっついて、一分のすきもありません。
このように、精度の高い技術が、熟練の大工さんの技術に追いつき、まさに追い越そうとしています。
データ入力は、全く経験のない若い方でもすぐにマスターしてしまうので、女性の方も結構多いです。
時代の流れではありますが、熟練工の卓越した技術も後世に残していってほしいので、腕のある大工さんには、これからもいっそうがんばっていってほしいと思います。
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