こんにちは。
ナチュレホームの高原です。
仕上がってしまうと、そのようなものかと思ってしまうことが、工事の中にはいっぱいあります。
その中のひとつに玄関やポーチのタイルの割り付けというものがあります。
昔は磁器質のタイルが、浴室やトイレ、キッチンの壁などにふんだんに使ってあったわけですが、ときどき解体する前の現場には、1センチとか2センチぐらいの小さなタイルが張ってあることがありました。
やむをえない場合を除き、なるべく10cm角とか30センチ角といった、真四角(正角)のタイルが張ってあると、スッキリして見栄えがします。
タイルの半端が生じないようにすることは、その下地の基礎工事のコンクリート打ちの段階である程度計算しておく必要があります。
基礎屋さんは私達が作った基礎図面を見て、その通り工事を施工しますので、要するにタイルの割り付けをキレイに仕上げるためには、
基礎の図面が肝心要となってくるわけです。
住宅の基礎工事は、文字通り家づくりの"基礎"となります。
タイル割りに限らず、大工さん、設備屋さんなど、あとから入場してくる職人さんに良い仕事をしていただくためにも、最初の工事となる基礎工事からしっかりとした仕事が必要になってきます。
現場の中にいくつもの検討、苦労、汗が隠れています。
▼玄関タイルの割り付け風景。
▼施工後。