こんにちは。
ナチュレホームの高原です。
最近ではごく普通になりましたが、木造建築に使用します柱や梁などの構造材は、パソコンデータを入力し、プレカットといって工場の中の機械で加工しています。
従来は、大工さんが1か月から2カ月くらいかけて、製材所や大工小屋の中で、のみやカンナを使って加工をしていました。
ところが、昭和50年代頃から始まったプレカット加工は、平成に入ってから半数以上になり、今では100%近い率になっています。
加工の精度も年々向上して、ほとんど問題なく建物が組上がっていきます。
昔の建て方をご存知の年配の方などは、驚かれる方もいらっしゃいました。
それと同時に、感心もされていました。
筋交いや間柱の加工はもちろん、屋根のタルキや合板、丸太などの特殊な加工も今は全て機械で加工しています。
大工さんの知恵と技術を要する部分というものが、だんだん少なくなってきているのは寂しいものですが、工期の短縮や現場での切りくずがほとんど出ないなどのメリットも大きいです。
完成を心待ちにしておられるご家族の期待にも応えられると思います。
そのためにも、加工のデータ入力の際の打ち合わせや確認の精度を上げていきたいと思います。