一般的な住宅では床仕上げ材の下(床タルキの間)に発砲系の断熱材を敷きます。
厚さは3~4センチ程度、材厚の理由は床タルキが45~54ミリが多いため。
また現場で大工さんが切って収めるため隙間が出来がちで熱損失部(熱が逃げていく)も出来やすい。
こちらは「ナチュレの家」セルロースファイバーの施工前。
床タルキ下の「大引き」という材料に上下シートを張り施します。
画像は下部だけシートを張った状態で、この上にもう一枚シートを張り、その間に吹き込みます。
厚みは9センチ!発砲系断熱材の2.5倍です!
両者とも熱伝導率はほぼ同じなので厚みの分の性能差がでます。
また、画像のようにシートで密閉してしまうので熱損失部が出来ません。
また発砲系の材料は化学製品なのに対してセルロースファイバーの原材料は新聞紙でエコ。
発泡系は現場で廃材が出るのに対してセルロースは必要な分だけ現場で吹き込むので廃材ゼロです。
この比較を踏まえたうえで断熱体験会にお越しくださると、より理解が深まると思います。
冬季限定「断熱体験会」どうぞお越しください!