本質というものは時代問わず変わらないものだと思うのですが、流行や風潮に流され考え方が形式ばってしまうことも多いと思います。
例えば、家づくりにおける「耐震」というキーワードで、どういうことを思い浮かべるでしょうか。
パターン1
・壁や構造材などを補強して建物を強くする。
パターン2
・建物形状をシンプルに剛性バランスよく設計する。
・建物の直下率を上げる(1Fと2Fの壁配置をあわせる)。
・屋根を軽くする。
パターン1・2どちらとも建物が強くなります。
しかし、パターン1はコストアップになる、パターン2はコストダウンになる。
いかがでしょうか?
同じように「断熱」についても
パターン1
・性能の良い断熱材を使う。
・断熱材を厚くする(壁を厚くする)
パターン2
・空間やエネルギーを共有できるよう小さくてオープンな家にする。
・蓄熱効果の高い素材を使用し、家全体の冷暖房依存率を下げる。
こちらも両方断熱性能は上がるのですが、パターン1はコストアップになり、パターン2はコストダウンになる。
自分のロジックに合わないことは、すぐに「なぜ?」と考えてしまう面倒くさい思考があります・・・。
「なぜ24時間換気?」
「なぜ熱交換システム?」
「なぜグラスウール?」
「なぜ新建材?」
当たり前のようにして使われている物に「なぜ?」と追及し、違う視点から本質を眺めてみると・・・
案の定、業者都合だったり・・・。
そういうことに違和感を感じ、「お客様満足」を真摯に追及していき「ナチュレの家」ができました。
「ナチュレの家」の開発時には日本中駆け回り、情報やデータ・経験則を集めました。
今では世界の住宅と日本の価値観とも比較検討をしています。
「設計思案×性能×品質×コスト=家」であるならば、ナチュレの家を上回る住宅を見たことがありません。
最終的に宣伝みたいになり、すいません・・・。
簡単に言うと「ナチュレの家」は私が思う世界最高の家だということです!