本日「随応寺の家」引き渡しがありました。
家に入って頂き、各部屋を見るたびに感嘆の声が聞こえ、「頑張って仕事して良かったな!」と思う瞬間です。
H様いろいろと本当にありがとうございました!
その時にお客様より「壁掛けの時計を付けたいので・・・」と壁や下地についての質問がありました。
在来工法では基本的に柱に下地材を横に取付、石膏ボードを貼り、その上に仕上げ材という形です。
40ミリ幅の下地が床から303・606・910・1213・1516・1820・2123ミリが下地中心です。
仕上げてから下地を探す時は上記の寸法の場所に「下地探し棒」があるので、私たちもこれを使います。
壁に当て棒を押すと先端から針が出てきます。
下地のある場所は針が刺さるので感触があり、ない場所はスカスカするのが分かります。
間違えても針の穴は小さいので、ほとんど目立ちません。
一旦視点を外すと、どこに空けたか分からなくなることも・・・。
注意点としてインテリア商品などに付属しているビスは全長が20ミリ程度のものが多いです。
石膏ボードは12.5ミリあるので商品の厚みと石膏ボードの厚みを考慮すると短いのです・・・。
壁下地の厚みは15ミリあるので壁下地に取付する場合は40ミリ程度のビスが必要になります。
寸法的に「どうしてもここに!」というときはボードアンカーというものがあります。
石膏ボードに効かせる専用ビス受け材です。
あくまでも石膏ボードに効いているだけなので重い物や荷重がかかってくるなものには向いていません。
これからのDIYにも参考にしてもらえると幸いです。
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