先日「平林の家」、セルロースファイバーの断熱施工に行ってきました。
前日に材料を搬入し、施工の段取りをします。
初めて見る人は「こんなに入れるの!」と驚く量です。
1500kg以上ありますからね。
床は施工済みのため、今回は天井と壁に施工です。
天井に関しては「葺き積もらせ工法」という施工法が一般的のようです。
単純に上から雪のように積もらせる感じです。
私は上からではなく、断熱材の下から潜り込ませるように施工しています。
葺き積もらせ工法での密度は15kg/立米に対し、潜り込ませる工法では若干圧力がかかり25kg/立米です。
その分、材料は多くかかりますが将来的な沈下も少なくて済み、小屋裏も葺き積もらせ工法ほど汚れないので、この方法を採用しています。
壁には沈下を防ぐため圧力をかけながら吹き込んでいきます。
分かりにくいですがシートがパンパンに膨れ上がっています。
壁には55kg/立米以上入っています。
一般的な断熱材グラスウールの4~5倍の密度です。
掃除をして約3日間の断熱施工が完了です。