ピアノ室への建具上部にアイアン製の壁飾りを取付。
内装は白に統一。
漆喰にタイルのアクセント壁。
上部は大きな吹抜けとなっております。
シャンデリアとステンドグラスの開き扉、エレガントです。
施主様より「ピアノを新調したかのように音響が良い!」とのことで嬉しい限りです。
音響の専門家ではないので数値的なことは分かりませんが、良い結果になっているのは以下のような理由が考えられます。
・セルロースファイバーの吸音効果。
・タイルや漆喰ラフ仕上げ表面の凹凸による乱反射。
・タイルと漆喰の表面硬度の違いによる音の反射。
・吹抜けによる奥深さ。
防音的にはセルロースファイバーによる軽減は40db(デシベル)程と聞いています。
施主様と相談して特別な防音工事はしておらず、「ナチュレの家」標準仕様です。
演奏時に外にいて耳を澄ますと、風の音・木草が揺れる音・車の騒音・鳥の声、いわゆる生活音のほうが遥かに気になるレベルです。
セルロースファイバーは特別な防音措置をしなくても防音レベルは非常に高い素材です。