買付証明書はどのように出せばいいですか?
A
セミナーの中で話に出た「買付証明書」について複数質疑がありました。
分かりにくかったようで申し訳なかったです。
買付証明書は希望する土地を仲介する不動産会社さんに提出します。
提出するタイミングは、その土地を買おうと決めた時です。
Q
耐震、防音対策、雪対策
A
「耐震」
「耐震等級」という目安があるので各会社さんに確認するのが一番良いです。
耐震等級1(1倍):一般住宅レベル
耐震等級2(1.25倍):長期優良住宅レベル(病院や学校など避難所となる建物の耐震性)
耐震等級3(1.5倍):最高レベル(消防署や警察署など防災の拠点となる建物の耐震性)
耐震=建物を強くする
制震=地震の力を和らげる
耐震を強くしようと思うと壁が必然的に多くなり間取り制限などもあります。
一般住宅では制震装置などを利用するのも有効です。
「防音対策」
1 窓ガラスの枚数を増やす。
「トリプルガラス」や「ペアガラス+2重サッシ」など
2 断熱材に防音性能(密度)の高い物を使用する。
当社標準のセルロースファイバー(55kg/立米)などはグラスウール(10kg/立米)と比較しても体感で数倍の違いが分かります。
3 給気口などに専用の吸音材などを入れる。
「防音室」など専門性が高くなると上記以上にいろいろ必要ですが、一般的な防音レベルではこれくらいかと思います。
「雪対策」
屋根タルキの間隔は303ミリと決まっていることが多いと思うのでタルキを太くする。
軒先(屋根の先端)だけタルキを細かくすることも有効です。
当社では54ミリを使用していますが60ミリというのもあります。
上記仕様でだいたい新雪2mまで大丈夫とされます。
*新雪は積雪ではありません。目安:積雪=新雪×2倍くらいです。
それ以上、心配な方は大野勝山など豪雪地域でよく見ますが、ガルバニューム鋼板屋根にして雪止めを付けずに「雪を落とす」という考えの方が現実的かと思います。