着工棟数が多ければ1業種に何組もの職人さんがいます。
組織は増えれば増えるほど出来る人出来ない人(当たり外れ)が出てきます。
当社では品質重視のため私が選んだ一業種1社の専属制なので当たり外れはありません。
そんな中、先日嬉しいことがありました。
とある部分の新しい工法を考え、その職人さんと相談したところ「こういう新しい取り組みは楽しいしワクワクする!」と共感してくれました。
勢いのある会社などに勤めていれば、こういうことは日常茶飯事だと思うのですが建築の職人業界は残念ながらそうではありません。
顧客満足のために新しいやり方や現場マナー・ルールなどは嫌がる傾向にあるのがこの業界です。
そのほとんどの理由が「面倒くさい・・・」といった怠慢な理由。
特にバブルを経験した50代以上の職人に多いです。
当社には冒頭に書いたような素晴らしい職人さんがたくさんいます。
昔ながらの悪い職人気質で自己中心的、楽して金儲けの事しか考えない職人は早く淘汰されて欲しいです。
元請けと共に顧客満足のために創意工夫・努力して、一緒に喜びを分かち合ったり苦しんだり。
職人の品質=現場品質です。
職人業界全体が良くなっていけば建築業界ももっと良くなります。
私一人ではできることに限りがありますが、業界発展のためにも良い職人さん達は大事にし、共に歩んで行こうと思った今日この頃です。
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