私も設計者として随時最先端の情報収集し、取り入れれる要素・適さない部分など、的確に判断して家づくりに役立てています。
インターネットの発達もあり一般の方も簡単に最先端の情報が手に入る時代です。
・パッシブデザイン
・日射取得、日射遮蔽
・UA値、C値
・床下エアコンなど
昔ながらの工務店や性能向上意識のない建築会社などは「答えられないだろうな」という単語が一般の方よりバンバン出てくるようになってきました。
業者任せにせず、ご自身でも勉強して「良い家」を造ることは大事なことです。
しかしインターネットなどで簡単に情報が手に入るがゆえに誤認していることも多くあるようです。
発信者の良いところどりの表現で、その情報を鵜呑みにして「〇〇は良い」と思い込み(洗脳)されていることも多く見受けられます。
例えば「パッシブデザイン」
南面の窓を出来るだけ大きく・たくさん配置し、軒の出を出すことで太陽高度の高い夏の日射は遮り、太陽高度の低い冬の日射は取り込む。
自然の恵みを最大限に受ける、素晴らしい設計手法です。
しかし冬の日照時間が600時間と長い東京では有利に働きますが、220時間と短い福井では不利に働きます。
こういった話を理論的な面とリアルな面と両方から切り込んで書いていきます。
複数あるのでシリーズ化して書いていこうと思います。
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