鯖江市にて完成物件のご紹介です。
【スペック】
・延べ床面積38.6坪(施工面積41.0坪)
・耐震等級3(在来工法×耐震パネル)
・制振装置「V-RECS」
・UA値0.39(2020年8月仕様)
・C値0.15
・基礎=構造計算×外周部一体打ち
・アルミ樹脂トリプルガラス(Loweガラス・アルゴンガス)
・セルロースファイバー断熱(天井250ミリ・壁105ミリ・床90ミリ)
・全熱式熱交換換気システム(第一種換気)
・無垢床国産自然塗料仕上げ
・セレクト木製ドア国産自然塗料仕上げ
・太陽光発電5.64kw(ZEH採用・補助金あり)
・独自の空調方式採用
・屋根=SGL 外壁=ガルバニューム鋼板+杉板(テラス内のみ)
【リビング】
ナチュラルオーク色を主とした明るい雰囲気です。
標準の梁見せ天井、無垢床材、木製セレクトドア。
大きな掃き出し窓から樹脂製ウッドデッキ。
庭は山砂仕上げとし、お施主様自ら芝を植え、目隠しフェンスをするそうです。
リビングとモダン和室が隣接しています。
【和室】
1Fに畳のスペースがあると、お子様が小さな時→寝室、ある程度大きくなるとリビング代わりの多目的スペース、ご自身の老後→寝室になり重宝します。
【ファミリー収納】
1F和室と共に、あると便利なファミリー収納。
サンルーム近く、リビングに隣接させることで家事の負担も減り、家族の着替えも楽になります。
【キッチン】
システムキッチンとカップボードはリクシル製。
カウンター天板はカップボードに合わせた特注品。
スパイスニッチを設け、パントリーが隣接させてています。
【空調】
この家の最大の特徴は独自の空調方式です。
お施主様が松尾さん(温熱環境が得意な設計士)などのユーチューブなどで勉強され、実現しました。
家づくりの参考になるので紹介しておきます。
市販されている全館空調ではコストが200~300万円ほどかかり、30年後には負の遺産になる可能性も高く却下。
自然の摂理に従い、コストを抑え、建築の力でシンプルにかつ、理にかなった空調方式です。
暖気の上昇、冷気の下降を利用するために1F天井~2F床間に通気口を4か所設置。
2Fの床側、シーズン以外は床材で蓋が出来ます。
2Fのエアコンは廊下に設置し、空気を循環させるため間仕切り壁にパイプファンを設置。
トイレなどの生活換気以外のパイプファンが間仕切り壁に6か所設置され家中の空気を循環させます。
1Fにはリビング→物干し場→リビングという循環ルートを作り、冬には洗濯物が乾きやすく、リビングも乾燥しにくくなっています。
パイプファンはダクトを使用せず、全て間仕切り壁に取付することでメンテナンスや経年劣化対応も容易にしてあります。
通気口の造作×4か所、パイプファン+電源工事×6か所でコストは約16万円。
全館空調の1/10以下で仕上がっています。
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