近年の高気密高断熱化、また省エネ化より冬の暖房はエアコンが主流になっています。

エアコンは昔の石油ストーブ等と違い蒸気を発生しないため冬は乾燥します。

当社のオーナー様も加湿器を使い湿度をコントロールしていますが、ちょっとした工夫で加湿器を最小限にする知恵をオーナー様に教えて頂きました。

このオーナー様、空調にすごく詳しい方で、家中に温湿度計を設置し全てスマホで管理しています。

家の中で最も湿気の発生する場所はサンルームやお風呂です。

通常は換気扇により湿気を外に逃がしますが、この湿気をサーキュレーターなどで居室側に戻すという方法です。

最初聞いたときは不自然に感じていたのですが、先日アフターでお会いした時に「このやり方の方が熱エネルギーが少ない、今後主流になってくると思います。」とお聞きし、やっと理解できました。

通常は下記の3つのエネルギーが必要になります。

1 換気扇のエネルギー
2 換気扇で暖気が放出されるため、それを補うエネルギー。
3 加湿器のエネルギー

サンルームやお風呂などの生活湿気を居室に戻す場合

1 サーキュレーターのエネルギー(換気扇同等程度)

これのみとなります。

24時間サイクルで考慮すると加湿器も必要になってくると思いますが、それでも最小限ではないでしょうか。

シンプルで簡単に実践できる方法ですが、従来からの固定観念にとらわれ中々気づけない貴重な話でした。

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