ナチュレホーム 福井の自然素材個性派デザイン住宅「ナチュレスタイル」
社長ブログ

2023年8月

強固な基礎工事

当社の基礎は現在

設計根拠:構造計算(耐震等級3)
工法:外周基礎一体打ち工法
コンクリート設計基準強度:27N/mm2

となっております。

【根拠】

2020年度より耐震等級3を標準とし、それに伴い構造計算を義務化しました。

基礎に関して確認申請等は明確な基準がありません。

構造計算では部位に応じて鉄筋の数やコンクリの厚みなどが違ってきます。

耐震等級3など建物が強くなればなるほど詳細な根拠が必要と感じています。

【工法】

基礎のベース部と立上り部を同時にコンクリート打設するのが一体打ち工法です。

一般的な基礎はベースと立上りを二回に分けて打設する「二度打ち工法」が採用されます。

二度打ち工法は施工性が良いため工事費が安く済み、ほとんどの会社が採用しています=全国で95%の採用率。

ベースと立上りを同時に打設=技術のいる一体打ちは、たった5%とのこと。

二度打ち工法と一体打ちの画像です。
基礎.jpg

二度打ち工法は完成時は打ち継ぎ部がモルタルできれいに仕上げてあります。

しかし安価な施工のため将来的に打ち継ぎ部にひび割れが生じ様々なリスクが生じます。

1.雨水の侵入による鉄筋や床下(土台・大引き)などの腐食。
2.シロアリの侵入経路。
3.表面をモルタル仕上げした箇所も部分的な剥離が生じシロアリの侵入経路となります。

基礎一体打ち工法はこのようなリスクがなく、さらに基礎強度(横応力1.5倍)が増し住宅の耐震性や長寿命化に貢献します。

*構造計算には「一体打ちの横応力1.5倍」を含めず計算しているので実際は計算以上の強固な基礎になります。

【コンクリート設計基準強度】

コンクリートはセメントの配合などでも強度や耐久性が変わります。

「呼び強度」と表現し数字が大きいほどセメント配合が多く耐久性も向上します。

JASS5によると大規模補修不要予定期間というのが示されており

18N/mm2=30年、24N/mm2=65年、30N/mm2=100年となっています。

一般的に21N/mm2が使用されるのですが当社は27N/mm2を標準としています。

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Tel : 0778-52-5507
Email : info@nature-ie.com


越前市の完成物件 2022年12月



越前市にて完成物件のご紹介です。

【スペック】
・延べ床面積31.6坪(施工面積35.0坪)
・耐震等級3(在来工法×耐震パネル)
・制振装置「V-RECS」
・UA値0.23(2022年7月仕様)
・C値0.07相当
・基礎=構造計算×外周部一体打ち
・樹脂トリプルガラス(Loweガラス・クリプトンガス)
・セルロースファイバー断熱:天井400ミリ、壁105ミリ
・XPS断熱:壁45ミリ(付加断熱)、床100ミリ
・全熱式熱交換換気システム(第一種換気)
・無垢床国産自然塗料仕上げ
・セレクト木製ドア国産自然塗料仕上げ
・太陽光発電4.08kw(ZEH採用・補助金相殺サービス)
・屋根=SGL 外壁=SGL、羽目板
・居室壁=漆喰

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越前市で上棟

先日、上棟がありました。

暑い中、予定通り作業してくれた職人さん達には感謝です。

耐震パネルのダイライトまで施工してあります。

同じ耐震強化をするにも筋交いや合板では耐震のみの効果しかありません。

ダイライトは耐震以外にも防火や防蟻の効果もあるハイブリッドな素材で重宝しています。

セルロースファイバーも同様ですが断熱性以外に調湿・防火・防虫効果もあります。

家の仕様は長期的・複合的にベストなものを選ぶのが大事ですね。
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