ナチュレホーム 福井の自然素材個性派デザイン住宅「ナチュレスタイル」
社長ブログ

2024年9月

ナチュレ標準仕様4 気密 C値0.1以下

当社2023年度の気密測定平均値はC値0.054となっています。

【経年劣化の影響を受けにくい施工方法でC値0.1以下】を当たり前に施工できるようになりました。

当社では壁に可変透湿シート、天井に気密シート、床は合板部に気密テープ、細部には変性シリコーンを使用しています。

現場発泡ウレタンは断熱気密が容易に取れるため業者側にとって非常に便利な素材で近年流行していますが、解体時の費用が高額になり経年劣化の影響を受けやすく、また健康被害のリスクもあり、住む人の生涯利益向上にはなるとは思えず使用していません。

シート貼りをメインにした気密施工は良い数値が出ないのですが、丁寧な施工により冒頭の結果となっています。

気密は新築時の性能が永久に維持されるわけではありません。

「FPの家」というフランチャイズメーカーが気密性能の初期値と経年後を測定した資料が公開されていたため紹介しておきます。

FP気密.jpg

約5年で0.3性能が落ちています。

断熱や換気計画に必要なC値=0.5と言われており、経年劣化の影響を受けにくい施工方法は必須です。

こちらが動画となっています。

ナチュレホームの信念「気密」

ナチュレ動画サムネイル 4.jpg

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ナチュレ標準仕様3 断熱 断熱等級7、HEAT20G3、UA値0.23

当社の断熱性能は標準でUA値平均0.23・断熱等級7・HEAT20G3となっています。

断熱で最も重要なサッシはオール樹脂・トリプルガラス(Lowe)・クリプトンガス入りで、熱還流率0.79と一般的に流通されている中では最上級モデルです。

壁の充填断熱(105ミリ)と天井(400ミリ)にはセルロースファーバーを使用しています。

断熱性能だけでいえばセルロースファイバーより上の素材はたくさんありますが、調湿・防虫・防火・防音と付随してくる性能が高く最強断熱材と言われるほどです。

壁の付加断熱(外貼り断熱)には熱伝導率0.020のネオマフォーム、床断熱・土間断熱には熱伝導率0.022のミラフォームラムダを使用しています。

壁と床下で種類が違うのは床下断熱材は湿気に強い素材を選んでいます。

こちらが動画となっています。

ナチュレホームの信念「断熱」

ナチュレ動画サムネイル 3.jpg

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ナチュレ標準仕様2 基礎 一体打ち工法

当社の基礎は現在

設計根拠:構造計算(耐震等級3)
工法:外周基礎一体打ち工法
コンクリート設計基準強度:27N/mm2

となっております。

【根拠】

2020年度より耐震等級3を標準とし、それに伴い構造計算を義務化しました。

基礎に関して確認申請等は明確な基準がありません。

構造計算では部位に応じて鉄筋の数やコンクリの厚みなどが違ってきます。

耐震等級3など建物が強くなればなるほど詳細な根拠が必要と感じています。

【工法】

基礎のベース部と立上り部を同時にコンクリート打設するのが一体打ち工法です。

一般的な基礎はベースと立上りを二回に分けて打設する「二度打ち工法」が採用されます。

二度打ち工法は施工性が良いため工事費が安く済み、ほとんどの会社が採用しています=全国で95%の採用率。

ベースと立上りを同時に打設=技術のいる一体打ちは、たった5%とのこと。

二度打ち工法と一体打ちの画像です。
基礎.jpg

二度打ち工法は完成時は打ち継ぎ部がモルタルできれいに仕上げてあります。

しかし安価な施工のため将来的に打ち継ぎ部にひび割れが生じ様々なリスクが生じます。

1.雨水の侵入による鉄筋や床下(土台・大引き)などの腐食。
2.シロアリの侵入経路。
3.表面をモルタル仕上げした箇所も部分的な剥離が生じシロアリの侵入経路となります。

基礎一体打ち工法はこのようなリスクがなく、さらに基礎強度(横応力1.5倍)が増し住宅の耐震性や長寿命化に貢献します。

*構造計算には「一体打ちの横応力1.5倍」を含めず計算しているので実際は計算以上の強固な基礎になります。

【コンクリート設計基準強度】

コンクリートはセメントの配合などでも強度や耐久性が変わります。

「呼び強度」と表現し数字が大きいほどセメント配合が多く耐久性も向上します。

JASS5によると大規模補修不要予定期間というのが示されており

18N/mm2=30年、24N/mm2=65年、30N/mm2=100年となっています。

一般的に21N/mm2が使用されるのですが当社は27N/mm2を標準としています。

こちらが動画となっています。

ナチュレホームの信念「基礎」

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ナチュレ標準仕様1 耐震等級3+制震装置

当社の家づくりは2020年より全棟構造計算を実施し耐震等級3を満たしています。

木造住宅で最も強固で優れた工法とされるモノコック構造です。

2016年の熊本地震では耐震等級1の建物だけではなく等級2も倒壊の報告が出ております。

等級1は法規で定められた最低基準(震度6強で倒壊しない)であって安心して住み続けられる家ではありません。

さらに繰り返しの地震にも耐えれるよう制震装置も標準装備しています。

家づくりの動画を作ったので詳しくはこちらをご覧ください。

ナチュレホームの信念「耐震」

ナチュレ動画サムネイル 1.jpg

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