エアコン取付も完了。
エアコンはお施主様による手配のため、スリーブとエアコン配管内の気密処理について事前にお施主様に伝えてありました。
しかしこの家は超高気密(C値0.2)で付加断熱50ミリあります。
普通のエアコン取付職人では心配になり、気密処理は自分ですることにしました。
こんな性格だから会社を大きくできませんでした(笑)
奥にあるスリーブと配管の間を埋める必要があります。
スリーブまでの距離は角波8ミリ+下地15ミリ+耐火ボード9ミリ+付加断熱50ミリ+ダイライト9ミリ=82ミリ以上です。
通常のコーキングノズルでは届かないため、ロングノーズを購入し施工しました。
コーキングを奥に押し込むように充填し、さらにヘラでなぞっていきます。
シールパテが無かったのか?シーリングされていたので変性シリコーンで二次防水のコーキング。
カバーにコーキングして完了です。
今回、自分で施工して良かったことが気密処理以外にもたくさんありました。
・カバーを留めるビスが鉄ビスだった。→ステンレス製に交換しました。
当社施工の電気配管など外部ビスはすべてステンレス指定です。
・シリコーンシーラントが使用されており、変性シリコーンに打ち換えられた。
耐久性も変性シリコーンのほうが良いですし、シリコーンシーラントは可塑剤というものが混入しており、数年すると化学変化で周囲の外壁が汚れてきます。
・ゴミがたくさん落ちていた。→拾って帰りました。
外壁に穴をあけた屑やビスなどが落ちていた・・・。
ごみ以外のことは何年か経って悪症状が出てきます。
事前に改善出来て良かったです。
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